CSR報告書 2024 - みらい建設工業株式会社
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CO2削減比較表(自社算出)可搬ボート型マルチビーム測□器によるICT施工管理環境に優しい新技術の導入CO2排出量0.0kg -CO2/日技術概要22RC-M1により取得した3次元地形図参考:以下には八戸港浚渫工事における、自社算出のCO2削減比較表と実施状況を示します。八戸港浚渫工事での実証試験状況可搬ボート型マルチビーム測深器「RC-M1」幅全長1,600mm425mm高さ300mm(突起部除く)重量36kg(バッテリー含む)87.74kg -CO2/日環境負荷低減と効率的な施工管理は、建設業界における喫緊の課題です。当社では、持続可能な社会の実現と企業活動の最適化を目指し、日々新たな技術の採用を積極的に検討しています。可搬ボート型マルチビーム測深器(以下RC-M1)は、マルチビーム測量に必要な機材がすべて搭載された水中地形計測用機器です。可搬性に優れ、極浅水深0.5mから80mの水深までカバーする能力を整え、河川、ダム、港湾などの水中地形を3次元測量する技術です。従来のマルチビーム機器は、測量船に艤装する必要がありましたが、RC-M1は艤装したまま運搬ができ、各測定器のオフセット計測も不要のため測量時間を大幅に短縮することができます。RC-M1の走航には、リチウムポリマー充電池(42Ahx2個)を利用しているため、CO2排出はゼロで環境に優しい技術です。従来:測量船にマルチビーム測深機器を艤装し、実施する。測量船使用燃料:燃料(重油)削減量 37LRC-M1:可搬型無人ボートにマルチビーム測深器を搭載し、実施する。リチウムポリマー充電池(42Ahx2個)

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