TECHNOLOGY

技術紹介

汚濁防止用表層取水装置

一般的なポンプを用いて原水を排水する場合、底泥を巻き上げてしまいます。すると、水中ポンプから排水される原水に底泥が混入し、この水処理に膨大な凝集剤が必要になるという課題がありました。この装置を使用すると、原水池から汚泥を極力巻き上げることなく、その上層の原水を汲み出し、この原水を浄化して排出することが可能になるので、浄化装置側では最小限の汚泥を除去・回収すればよいので汚泥を凝集するための凝集剤粉末の使用量を減らす事ができ、浄化装置の運用コストが削減できます。原水池の汚泥が、高濃度の放射性物質を含んでいる場合には、高濃度の放射性物質の発生を抑制しますので、浄化装置を操作する作業者の安全を確保することができます。

装置全体像

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取水装置概念図

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