TECHNOLOGY

技術紹介

工事車両安全走行ナビゲーション

工事車両安全走行ナビゲーション(NETIS:HK-170004-VR)は、工事車両の安全運行支援システムです。従来は、誘導員や看板・バリケード等を配置して工事車両を誘導したり注意喚起を行っていましたが、本技術は、 工事車両にGNSSおよびカメラ機能を搭載したタブレット端末を設置して、工事車両の運行の一元管理が可能で、さらに工事車両に対して誘導や注意喚起を行ったり、車線逸脱に対する警告を行います。

「工事車両安全走行ナビゲーション」の概要図

特徴

  1. 音声ガイダンスによる運行支援への変更により、複数の箇所での注意喚起が可能となります。
  2. 運転手がタブレットを見て待機か走行かの判断ができるため、配置する誘導員の人数を削減できます。
  3. 運行記録が自動作成されるため、記録の人為的ミスの排除や集計業務の省人化が図れます。
  4. 音声ガイダンス付車線逸脱防止システムによって逸脱防止ラインを越える直前に注意喚起を行い、事故を防止することができます。
  5. 全運行車両位置がPCやタブレットにリアルタイムに映し出されるため、最適な配車台数の計画が可能になります。
  6. 車間距離や渋滞状況が把握でき、安全対策への適応性が向上します。


図-1「工事車両安全走行ナビゲーション」の運用事例

図-2 工事車両の一元管理の事例