マグホワイト

マグホワイトは、二千年以上の風雪に耐え今なお現存する『万里の長城』のレンガ目地成分をヒントに開発された地球にやさしい環境対応型固化材です。主成分は酸化マグネシウムで有害な重金属は含んでいません。従来グラウト、地盤改良に使用されているセメント系固化材は、高アルカリ性であり環境面での問題が懸念されています。マグホワイトは、低アルカリ性であることから生態系に対して負担の少ない材料です。海産生物（海苔、アサリ、アマモ）について生物試験を実施し無害であることが証明されています。これにより従来のセメント系固化材では環境問題で施工出来なかった海岸線など水際での地盤改良が可能になりました。今後、環境問題で手つかずの護岸などの液状化防止対策、藻場造成、ビオトープ、湖沼の底質浄化などへの採用が期待されています。