CPG工法
CPG(コンパクション グラウチング デンバーシステム)工法は液状化対策工法のひとつで、スランプ5cm以下の極めて流動化の低いモルタルを、振動や衝撃を全く加えず地盤中に圧入する技術です。圧入されたモルタルは、その低い流動性ゆえに迷走することなく所定の位置に固結体を造成します。この固結体の体積増加が周辺地盤を圧縮し、密度を増大させます。
特徴
- 小型機械を使用するため、作業空間に制限がある場所(既設構造物周辺、内部等の狭い作業空間等)での施工が可能です。
- 無振動、低騒音、低変位にて地盤を締固めることができます。(静的締固め)
- 外径約70mmのロッドによるボーリング削孔のため、改良対象地盤の上部に硬い地盤が存在する場合の施工が可能です。また削孔径が小さいため、供用中の舗装面等の早期復旧が容易です。
- 打設間隔や注入量を変更することにより、改良率を変更できます。
- 注入設備がコンパクトなので車上プラント化が可能であり、夜間作業時等の開始・終了時の搬入、設置、移動、撤去などを容易に行うことができます。
施工手順
関連リンク
静的圧入締固め工法(CPG工法)研究会 http://www.cpg-kouhou.jp/