TECHNOLOGY

技術紹介

電磁波レーダー探査

エプロン下の空洞化は、エプロンの陥没につながる恐れがあり、施設の利用制限や、経済的損失ばかりでなく人命にかかわる場合も想定されます。エプロン下の空洞の有無を確認することは構造物の維持管理の面からも大変重要です。しかしながら、外見から空洞の存在や規模を確認することは困難です。レーダー探査法を用いた場合、非破壊により面的な空洞探査を効率的かつ経済的に行うことができます。

特徴

  1. 作業性が高い。
  2. データの再現性は高く、変状の継続的な経年観測に基づいた計画的補修対策にも活用できる。
  3. データは、リアルタイムで連続断面図として観察でき、保存できる。
  4. データの解析ソフトが豊富であり、空洞の概略深度の把握可能である。

探査例