TECHNOLOGY

技術紹介

潜水作業施工管理システム

「潜水作業施工管理システム」(NETIS:CBK-170003-VE)は、ブロック据付作業等を行う際において、主に以下の3つの機能を有しています。

  1. 起重機船を計画位置まで誘導する機能
  2. ブロックを据付計画位置まで誘導する機能
  3. 潜水士の水中の位置や深さを把握し、浮上時の減圧を監視する機能

これらの機能を使用することで、工事の効率化や安全性の向上が図れます。


「潜水作業施工管理システム」の機能概要図

特徴

①起重機船等の誘導機能

起重機船等の作業船を予め計画した位置・向きに誘導することが可能です。

起重機船誘導時の画面起重機船誘導時の画面

予め設定した侵入禁止エリアへの侵入を画面上で警告することが可能です。
さらに、パトライト、警告音で知らせることも可能です。

起重機船誘導時の侵入禁止エリア表示の例

②ブロック等の据付誘導機能

ブロック等を計画した位置まで誘導することが可能です。
ブロックの深さは、ブロックに設置したトランスポンダ求める方法とクレーンのジブ角度とワイヤーの繰出し長さから求める方法が選択可能です。

ブロック据付誘導時の画面

ブロック等の据付作業の際、潜水士とブロックが接近した場合、画面上で警告することが可能です。
さらに、パトライト、警告音で知らせることも可能です。


ブロック据付時の潜水士接近警告画面

③潜水士の減圧管理機能

潜水士の潜水計画に応じた減圧計画を自動で作成することが可能です。
潜水作業中の潜水士の深度をリアルタイムで計測して表示することが可能です。
潜水計画より深く、あるいは長い時間潜水した場合に減圧計画を自動で修正することが可能です。
減圧計画より浅く、あるいは短い減圧を行った際に警告を発することが可能です。
潜水日報を自動で作成することが可能です。

潜水士の減圧管理画面

潜水日報の事例