TECHNOLOGY

技術紹介

循環型社会に貢献するリサイクル地盤材料「破砕瓦」を用いたCrRT®工法

 当社では、建設工事における環境負荷の低減と循環型社会の実現に向け、破砕瓦の有効活用に関する研究開発を進めています。破砕瓦は、規格外品や葺き替え工事、災害時などで発生した不要な粘土瓦を再資源化したリサイクル地盤材料です。廃棄物の削減と資源の有効活用につながることから、環境に配慮した建設材料として期待されています。
 また、破砕瓦は、盛土材や路床材、裏込め材、埋戻し材などへの活用が可能であり、災害によって発生した瓦れきの有効利用と被災地の早期復旧を支援するとともに、地域の強靭化にも貢献できる可能性があります。従来は廃棄物として処分されていた瓦れきを地域内で再資源化することで、新たな建設資材の調達に伴う環境負荷や輸送負荷の低減に寄与します。また、災害時には現地で発生した瓦れきを復旧資材として活用できるため、資材調達の迅速化によるインフラの早期復旧や地域復興への貢献が期待されます。

破砕瓦の特長

軽量性
一般土砂と比べて軽量であり、盛土や埋戻し時の地盤への負荷を軽減できます。

高い排水性
高い排水性を有し、雨水を効率的に浸透・排水させることができます。

優れた耐久性
セラミック化しているので、十分な耐風化性・耐摩耗性を有し、長期的に安定した性能を維持します。

廃棄物の削減
不要となった粘土瓦を再資源化することで、産業廃棄物の削減に貢献します。

循環型社会への貢献
廃棄物を有効活用する資源循環の取り組みを通じて、循環型社会の実現に寄与します。

天然資源の保全
地盤材料として活用することで、新たな土砂採取量の抑制につながり、天然資源の保全に貢献します。

適用事例

 破砕瓦は、摩擦性・軽量性・排水性・防草性などの特長を活かし、 私たちの暮らしを支えるさまざまな場所で活用されています。

破砕瓦の活用により期待される効果

 破砕瓦は、摩擦性・軽量性・排水性などの特長を有する環境にやさしいリサイクル地盤材料です。地盤材料として活用することで、資源循環の促進や天然資源の保全、建設工事における環境負荷の低減が期待されています。また、災害からの迅速な復旧・復興を支え、地域の防災・減災力の向上に寄与することが期待されます。
 当社は今後も、企業や大学との連携を通じて、研究・技術開発を進め、破砕瓦の適用範囲の拡大と資源循環型社会の実現に取り組んでまいります。また、災害時における迅速な復旧・復興や、持続可能で強靱な地域づくりに貢献する技術の確立を目指してまいります。