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環境省・国土交通省連携の公募事業である、港湾における再生可能エネルギーの利用活用を推進に資する実証事業として、新宮港埠頭株式会社が応募事業者となり、当社を含む三社の共同実施者とで提案した、「災害等非常時にも効果的な港湾地域低炭素化推進事業(新宮港実証事業)」が採択されました。
当実証事業は、和歌山県新宮市の新宮港埠頭株式会社の管理事務所とチップヤードを対象に、再生可能エネルギーを利用した、港湾施設用非常電源システムの有効性と温室効果ガス削減効果の検証を行うものです。
陸上・海上における物流の中核を担い、産業活動の拠点が集中する港湾での温室効果ガス排出量の削減と、地震時の外部電力喪失時の迅速且つ効果的な非常用電源確保を目的として、太陽光発電システムと蓄電池による港湾の低炭素化推進と、今後発生が予想される東南海・南海地震における、地震発生から津波到来までの短い期間に非常用電源を確保できるシステムの確立・検証を行います。
なお、当実証事業は申請代表者の新宮港埠頭株式会社と、共同実施者のエヌエス環境株式会社、株式会社きんでん、みらい建設工業株式会社と、技術支援として京セラ株式会社の協力により行います。
当社では、本実証を行うことで港湾における再生可能エネルギーの利用活用推進に資する有効な提案を行うとともに、更に港湾施設を中心とした技術提供に取り組んでまいります。